臥薪嘗胆

故事成語

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臥薪嘗胆

  • 臥薪嘗胆
  • 【がしんしょうたん】

【意味】
復讐の志を忘れないよう困難に耐え忍ぶこと。
また、将来の成功を成し遂げるために、苦労に耐えること。

【説明】
薪(たきぎ)の中に寝て、苦い胆を嘗めることの意味。
春秋時代、呉王夫差は、父の仇を忘れないために、薪の上で寝ることにより自分自身を苦しめ、その屈辱と志を忘れないようにして、越王勾践を破った。
また、敗れた勾践も苦い獣の胆をなめることにより、その復讐心を忘れないようにして、その後、見事に呉王夫差を打ち破った。

【出典】
十八史略

参考書籍

出典のわかる故事成語・成句辞典

遠藤哲夫


三省堂 中国故事成語辞典 ワイド版

金岡照光


中国古典名言事典

諸橋轍次


故事成語 目からウロコの85話

阿辻哲次


まんがで学ぶ故事成語

八木章好・榊原唯幸

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