株を守りて兎を待つ

故事成語

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株を守りて兎を待つ

  • 株を守りて兎を待つ
  • 【かぶをまもりてうさぎをまつ】

【意味】
古い習慣にとらわれて、時の変化に適応しないこと。
また、偶然の幸運を当てにする愚かさ。

【説明】
宋の国にいた一人の農夫が畑を耕していると、一匹のウサギが飛び出してきて、畑の中の切り株にぶつかって死んだ。
農夫は、これに味をしめ、もう一度ウサギを手に入れようと農具を捨て、毎日株を見守っていた。
その後、もう二度とウサギを手に入れることはできず、農夫は宋の国の笑い者になったという話から。
「守株(しゅしゅ)」「守株待兎(しゅしゅたいと)」「株(くいぜ)を守る」も同じ。

【出典】
韓非子

参考書籍

出典のわかる故事成語・成句辞典

遠藤哲夫


三省堂 中国故事成語辞典 ワイド版

金岡照光


中国古典名言事典

諸橋轍次


故事成語 目からウロコの85話

阿辻哲次


まんがで学ぶ故事成語

八木章好・榊原唯幸

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